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2019-08-23

海外遠征ってどんな感じ?

おはようございます!

いよいよ2020大会まで約1年となり、現実味を帯びてきたような。昨日からパラリンピックのチケット抽選販売も始まりました。

これから何度も告知しますが、以下の競技日程が勝負の日となります!11日を最高に楽しんでいけたらと。

2020/9/1()9:30-13:00

走幅跳T47 決勝

↑ はい、カレンダーにメモ!来てください!!!

 

さて、僕は今からパリに行って、8/30WPA(World Para Athletics) GPに出場します。

WPA GPは、世界各地で年間数試合行われる国際大会で、実際に世界選手権やパラリンピックでも競い合うようなメンバーが出場します。

特にパリGPはいいメンバーがエントリーしてくるので勝負が楽しみです。自分の調子も上向き、いい感じ!

 

フランスに行くということで、今回は海外遠征について、大会までの過ごし方を書こうと思います。あくまで自分のスタイルなのでご参考までに。

ほとんどの国際大会は順位を狙うことになります。トレーニング試合(トレーニングの一環で出場する試合。現状や動作の確認をする)を除いて、国際大会は勝ちを目指します。

一定条件をクリアしたアスリート同士が競い合うので、その中でいい順位を取るためには「その瞬間に自分の力を出し切る強さ」が求められます。そのために大会が行われる環境にはできるだけ適応して、実力を発揮しやすい状態にする必要があると感じています。

僕の場合、現地には試合日の7-10日前を目安に入るよう心がけます。

ロングフライトの後は、移動の疲れとむくみがあって到着日はまともなトレーニングができません。近くのスーパーやレストランを探す周辺散策や散歩程度です。次の日はアクティブレストで軽く汗を流したり、動的なストレッチをしたり、イージーに動きます。翌々日から少しずつ動き作りやスプリントを入れていくといった感じです。なので、試合調整のトレーニングに入っていくまでに3日ほどかかります。

そこから試合に向けて、スピード刺激や助走練習、踏切確認など最終調整をしてだいたい5-7日ほどで試合対応できる身体になるかなという感覚です。

トレーニング以外の時間の過ごし方も重要で、その環境に慣れるよう心がけます。試合モードに入りすぎても精神的かなり疲れてしまうので、息抜きの時間も作ります。身体が疲れない程度に観光して現地を楽しむことや買い物や外食でリフレッシュすることをオススメします。

海外だし、大きな大会だしとフワフワする気持ちもあります。楽しみながら落ち着いてどれだけ普段の生活とあまり変わらない状況にできるかがポイントになりそうです。

逆に滞在日数が長すぎるとストレスにもなります。なんだかんだ見知らぬ土地で過度なプレッシャーの中での生活はかなり疲弊します。そして、滞在日数が増えれば増えるほどお金がかかります()

それらを考慮したプランニングは大切です。なので、僕は7-10日の遠征がコンディションも合わせやすく、ストレスも少なく、しっくりきます。

では今からパリを楽しんできます!いいジャンプするぞー

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