病気との出会い
初回はblogを書き始めた理由を書きました。
チェックしていただけたらうれしいです!
今回は、自分を語る上で欠かせない出来事
「病気との出会い」を書きます。
僕は「右上肢機能障害」
分かりやすくいうと、右腕にハンデがあります。
これは5歳の時に患った「デスモイド腫瘍」の影響です。
ん?デスモイド腫瘍ってなんぞや!?
説明しよう!!!
デスモイドとは
発症率100万人に1人と言われる原因不明の難病。良性腫瘍のため基本的に遠隔転移はしないものの、神経、血管、筋肉、骨を巻き込んで広がっていく上に、やたらと再発率が高く、非常にやっかいな病気と言われています。
この病気の何がつらいって
めちゃ痛い!笑
治療には、
「摘出手術」または「放射線治療」の対症療法が一般的で、あとは保存療法か薬物療法かってところです。
僕の場合は5-15歳までの10年間、闘病生活でした。(回復した理由は後ほど)
オペは7回?
放射線も限界値まで当てたはず。
なので、
右腕は放射線治療をした小5で成長が止まっていて、筋力が少なく、神経系の伝達が悪い状態です。
あと尺骨(外側の骨)がないのと、肘が外れています。
それで「右上肢機能障害」です。
この病気になって一番嫌だったことは、
「やりたいことが制限される」ことでした。
僕はスポーツが大好きな子供でした。
特に走ることに対する憧れはすごかった。
これはスポーツ好きの家庭で育った影響と子供の頃は走るのが速いとモテる理論からきています。
でも、当時は病気での様々なリスクからほとんどスポーツはやっていません。
(中学生の時、左手で卓球をやりました。今でも必殺技、箕面の滝サーブは健在)
そんな中、転機が訪れたのは15歳。
いよいよデスモイドの治療手段がなくなり、主治医に「腕を切断しよう」と宣告されたのです。
その時、
「あーどうせ腕なくなるんやったら、好きなことやったろ」って開き直りました。
僕の中では、
「好きなこと=体を全力で動かす=走りたい」だったんですね。
中3で陸上部に仮入部して、
走ってみたら、めちゃめちゃ楽しい!
この快感がたまらなく、時間を取り戻すかのように陸上に夢中になった頃、奇跡が起きました。
なんと、
デスモイドの進行が止まったんです。
ラッキー&ハッピー!!!
「病は気から」
本当にあると思います。
生まれながらにスーパーポジティブな人間だと思っていましたが、やっぱり当時は下を向いてたのかもしれません。
自分の好きなことにチャレンジするパワーってすごいんです。
今となっては上しか向いてません。
※運動をしたら病気が治るという科学的根拠はわからないです。それが正解だとは言えません。ただ、僕にとっては事実。一つの例として、こういう病気との向き合い方もあるって知ってもらえたらうれしいなと思います。
「陸上との出会い」が自分を変えることになりました。
次回は「陸上との出会い」を書きたいと思います。
読んでいただきありがとうございました!